皆さんこんにちは。
顧問先で出会った、優秀な社員だと思う方の話です。
ある日、私がその顧問先に伺ったところ、パソコンの前に、専務と事務員さんがいて、右往左往していました。
私 「どうしたんですか?」
専務「実は写真を加工して、取引先にメール添付して送りたいのですが、
うまく写真が加工できなくて…。先生、やり方わかりますか?」
私 「あ、できますよ。」
私は、どのように写真を加工したいのか伺って、写真を加工しました。
後日、同じ顧問先に伺ったところ、事務員さんに話しかけられました。
事務員「先生、ありがとうございました!」
私 「え?何がですか?」
事務員「先生が写真を加工してくれた時、私、後ろで見ていて、手順を全部メモしていたんです。
そのメモのおかげで、次から自分で写真を加工できるようになったんですよ!」
手順をメモしていたなんて、全く気が付かなかった私は驚き、同時に、事務員さんの仕事に対する姿勢に感動しました。新しいことを身につけるとき、瞬時に、「次に自分一人でやるにはどうしたらいいか?」を考えて行動にうつすことは、簡単なようで難しいです。
きっと、仕事ができるかどうかの差はこのような差であること、そして、この差は小さいようでとても大きな差であることを感じた出来事でした。